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rise と raise、どちらも「上がる」っぽい意味で、問題を解くたびに迷ってしまいますよね。
結論から言うと、rise raise の違いは「自分で上がる(rise)」か「何かを上げる(raise)」かです。rise は自動詞、raise は他動詞なので、後ろに上げる物があれば raise を選びます。
この記事では、活用と例文、値段や受動態のように迷いやすい場面をまとめて確認していきますね。
riseとraiseの違いは?まずはここだけ
rise は「上がる・昇る」という自動詞で、目的語をとりません。raise は「〜を上げる・育てる・集める」という他動詞で、直後に目的語がきます。
『どっちも上がるって意味じゃないの?』と感じている方も多いはずです。
実は、日本語にすると「上がる」と「上げる」の違いなんです。上がるのは主語自身、上げるのは主語以外の何か、と考えるとすっきりします。
| rise | raise | |
|---|---|---|
| 品詞 | 自動詞(vi) | 他動詞(vt) |
| 意味 | 上がる、昇る、増える | 〜を上げる、〜を育てる、〜を集める |
| 後ろの形 | 目的語なし | 目的語が直後にくる |
| 読み方の目安 | ライズ | レイズ |
| 例文 | The sun rises in the east. | Raise your hand. |

自動詞と他動詞の考え方そのものは、自動詞と他動詞の違いで詳しく紹介しています。
rise は「主語が自分で上がる」
rise 自動詞の例文を見てみましょう。
○ The sun rises in the east.(太陽は東から昇る)
○ Prices rose last month.(先月、物価が上がった)
どちらも、上がるのは主語そのものです。後ろには目的語がなく、in the east や last month のような説明が続いているだけですよね。
raise は「何かを上げる」
raise の例文はこうなります。
○ Please raise your hand.(手を挙げてください)
○ She raised three children.(彼女は3人の子どもを育てた)
○ We raised money for the event.(イベントのためにお金を集めた)
授業の場面なら、こんなやりとりがよくありますね。
「Any questions? Please raise your hand.(質問はありますか?手を挙げてください)」
「I have one!(はい、あります)」
your hand、three children、money という「上げる・育てる・集める相手」が、直後にきています。
raise は、他にも raise a question(疑問を出す)のように、話題や問題を「持ち上げる」意味でも使われます。どの意味でも、後ろに目的語がくる点は同じなんです。
riseとraiseの活用を表で確認
rise は rise – rose – risen の不規則変化、raise は raise – raised – raised の規則変化です。過去形が rose か raised かで、どちらの動詞か見分けられます。
活用を並べると、2つの動詞の違いがはっきりします。
| 意味 | 原形 | 過去形 | 過去分詞 | ing形 |
|---|---|---|---|---|
| 上がる(自動詞) | rise | rose | risen | rising |
| 〜を上げる(他動詞) | raise | raised | raised | raising |
rose を見たら rise の過去形、raised を見たら raise の過去形か過去分詞です。
活用の取り違えに気をつける
よくあるのは、rise を規則変化だと思って rised と書いてしまうミスです。
×The temperature rised.
○The temperature rose.(気温が上がった)
完了形も同じで、×has rised ではなく、○has risen になります。
raise の過去形を rose と書いてしまうミスも多いです。raise は規則変化なので、過去形も過去分詞も raised です。
rise・raiseと同じ型のペア動詞をまとめて覚えよう
rise と raise のように、自動詞と他動詞が別の単語に分かれた組は、lie と lay、sit と seat、fall と fell があります。ペアでまとめて覚えると混ざりにくくなります。
『rise と raise みたいな紛らわしい単語、他にもある?』という疑問はよく見かけます。
英語は open のように同じ形で自動詞にも他動詞にもなる動詞が多い言葉です。その中で、別の単語に分かれている組は数が限られているので、まとめて覚えてしまいましょう。
| 自動詞(自分が〜する) | 活用 | 他動詞(〜を〜する) | 活用 |
|---|---|---|---|
| rise(上がる) | rise – rose – risen | raise(〜を上げる) | raise – raised – raised |
| lie(横になる) | lie – lay – lain | lay(〜を置く) | lay – laid – laid |
| sit(座る) | sit – sat – sat | seat(〜を座らせる) | seat – seated – seated |
| fall(落ちる) | fall – fell – fallen | fell(〜を切り倒す) | fell – felled – felled |

ペアの中にも引っかけがある
表の中には、さらに紛らわしい重なりがあります。
lie の過去形 lay は、置く lay の原形と同じつづりです。fall の過去形 fell も、切り倒す fell の原形と同じつづりなんです。
lie と lay の詳しい使い分けは、lieとlayの違いで紹介しています。
seat は be seated の形でよく見る
seat は「〜を座らせる」という他動詞なので、自分が座る時は受け身の形を使います。
○ Please be seated.(どうぞおかけください)
○ Please sit down.(座ってください)
どちらも「座ってください」ですが、be seated のほうが改まった言い方です。
- 動詞の直後に「〜を」の相手があるか
- 過去形の形が不規則(rose / lay / sat / fell)か規則(raised / laid / seated / felled)か
- 主語が自分で動いているか、何かに働きかけているか
rise 自動詞・raise 自動詞で迷う場面の判定
rise は自動詞なので受動態にできません。raise は他動詞が基本なので、「上げられる」と言いたい時は be raised の受動態にします。
rise 自動詞、raise 自動詞のように、どちらが自動詞なのかを確かめたい方も多いですよね。
基本は「rise は自動詞、raise は他動詞」です。迷いやすいのは、値段や税金のように「上がる」とも「上げられる」とも言える場面です。
| 言いたいこと | 正しい形 | 理由 |
|---|---|---|
| 物価が上がった | Prices rose. | 物価が主語で、自分で上がる |
| 会社が価格を上げた | The company raised its prices. | 価格という目的語がある |
| 税金が引き上げられる | The tax will be raised. | 誰かに上げられる受動態 |
| 気温が上がっている | The temperature is rising. | 気温が自分で上がっている |
×The tax will be risen. のような形は、rise が自動詞なので使いません。
練習: rise と raise のどちらが入る?
判定に慣れるために、短い問題を3つ解いてみましょう。
- The river ( ) after the heavy rain.(大雨のあと、川の水位が上がった)
- If you have a question, please ( ) your hand.(質問があれば手を挙げてください)
- Our rent has been ( ).(家賃が引き上げられた)
| 問題 | 答え | 決め手 |
|---|---|---|
| 1 | rose | 目的語がなく、川が自分で上がった過去の話 |
| 2 | raise | your hand という目的語がある |
| 3 | raised | has been の後ろで受け身、他動詞の過去分詞 |
3問目で risen を選びたくなった方もいるかもしれません。受け身の形なら raise、と思い出してみてください。
会話だと、こんなふうに使い分けます。
「It’s getting hot. The temperature is rising.(暑くなってきたね。気温が上がってる)」
「Let’s raise the blinds and open the window.(ブラインドを上げて窓を開けよう)」
riseとraiseの違いについて知恵袋でよくある相談
「rise に成長するの意味はある?」「値段が上がるはどっち?」「税金は raised なのに、なぜ rise じゃないの?」という相談が多く読まれています。
ここでは、rise raise について特に多く読まれている相談を要約して答えていきます。
「raise が育てるなら、rise に成長するの意味はある?」
raise に「育てる」の意味があるなら、自動詞の rise は「成長する」になるのでは、という相談です。
答えは、rise に「成長する」の意味は基本的にありません。子どもが育つ・成長する時は、grow や grow up を使います。
○ The children grew up in Osaka.(子どもたちは大阪で育った)
『上げる・上がるのペアなら、育てる・育つもペアでは?』と考えるのは、とても自然な発想です。ただ、ペアになっているのは「上がる・上げる」の意味だけ、と覚えておきましょう。
「値段が上がる、は rise と raise のどっち?」
The price of oil のような文で、値段が上がると言いたい時にどちらを使うか、という相談です。
値段が主語なら、自分で上がるので rise です。
○ The price of oil rose.(石油の値段が上がった)
お店や会社が値段を上げる時は、値段が目的語になるので raise です。主語が誰かで決まる、と考えてみてください。
「Sales tax will be raised. はなぜ rise じゃないの?」
税金は上がるものだから rise では、と迷った、という相談です。
税金は自分で上がるわけではなく、国などに「上げられる」ものですよね。受け身の be raised は、他動詞の raise だからこそ作れる形です。
rise は自動詞なので、be risen という受動態にはなりません。
『上がることには変わりないのに』と思ったら、誰が上げたのかを文に出したいかどうかを考えてみてください。上げた側がいるなら raise、物が自然に上がるなら rise です。
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ここまで読んで、rise と raise の区別はかなりはっきりしてきたと思います。
あとは、Prices rose. や Raise your hand. のような短い文を、実際に話す場面で使ってみるのがいちばんの近道です。口から出した文は、テストの時にもすっと思い出せますよ。
よくある質問
rise raise の違いを一言で言うと?
rise は「自分で上がる」自動詞、raise は「何かを上げる」他動詞です。後ろに上げる物(目的語)があれば raise を選びます。
rise と raise の活用は?
rise は rise – rose – risen – rising、raise は raise – raised – raised – raising です。rise は不規則変化、raise は規則変化です。
raise に自動詞の用法はありますか?
raise は他動詞が基本です。「上がる」と言いたい時は rise を使い、「上げられる」と言いたい時は be raised の受動態にします。
rise と raise は発音でも区別できますか?
できます。rise はおおよそ「ライズ」、raise は「レイズ」のように読み、母音の音が違います。聞き取りでは、この音の違いと、後ろに目的語があるかの両方を手がかりにしてみてください。
rise up と raise up の違いは?
rise up は「立ち上がる」など主語が自分で上がる意味で、raise up は「〜を持ち上げる」のように後ろに上げる物がきます。ここでも自動詞と他動詞の違いが当てはまります。
まとめ
- rise は「上がる」の自動詞、raise は「〜を上げる・育てる・集める」の他動詞
- 活用は rise – rose – risen と raise – raised – raised
- 値段が主語なら rise、誰かが値段を上げるなら raise
- 受動態にできるのは他動詞の raise だけ(be raised)
- 同じ型のペアに lie と lay、sit と seat、fall と fell がある
迷いやすい基本動詞は基本動詞の判定表にもまとめています。試験での問われ方はTOEICで問われる自動詞・他動詞をどうぞ。





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