study・learnは自動詞?他動詞?「勉強する」の使い分け

英語のノートと単語カードが置かれた机と、studyとlearnの使い分けの記事タイトル

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「勉強する」を英語にしようとして、study と learn のどちらを使うか、後ろに about を付けるかで手が止まること、ありますよね。

結論から言うと、study も learn も自動詞と他動詞の両方で使える動詞です。違いは「努力している過程」の study と、「身についた結果」の learn にあります。

この記事を読めば、study 自動詞・他動詞の形と、learn との使い分けが例文でつかめますよ。

目次

study は自動詞?他動詞?結論は「どちらも使える」

先に結論

study は、study hard(一生懸命勉強する)のように目的語なしでも使える自動詞であり、study English(英語を勉強する)のように目的語を直接とる他動詞でもあります。

『study は他動詞だと習った気がするけど、study hard は目的語がないよね?』と混乱している方も多いはずです。

実は、どちらも正しいんです。辞書を引くと、study には vi(自動詞)と vt(他動詞)の両方の表示があります。

形自動詞か他動詞か例文和訳
study だけ自動詞I studied all night.私は一晩中勉強した。
study +副詞自動詞She studies hard.彼女は一生懸命勉強する。
study +前置詞+名詞自動詞I’m studying for the exam.試験に向けて勉強している。
study +名詞他動詞He studies history.彼は歴史を勉強している。
study +名詞他動詞Study the map carefully.地図をよく見て調べて。

見分け方はシンプルです。study の直後に、前置詞なしで「〜を」にあたる名詞が来ていれば他動詞です。

自動詞と他動詞の基本から確認したい方は、自動詞とは?もあわせて読んでみてください。

study が自動詞になる典型パターン

study 自動詞の使い方は、後ろに何が来るかで覚えると楽です。

  • ○ I study every night.(毎晩勉強する)
  • ○ We studied together.(一緒に勉強した)
  • ○ She wants to study abroad.(留学したい)
  • ○ He is studying at university.(大学で学んでいる)
  • ○ I studied for three hours.(3時間勉強した)

study abroad の abroad は「外国で」という副詞なので、目的語ではありません。だからこの study も自動詞なんですね。

study が他動詞になる典型パターン

study 他動詞の使い方は、勉強する科目や対象がそのまま後ろに来る形です。

  • ○ I study English every day.(毎日英語を勉強する)
  • ○ She studies law at university.(大学で法律を学んでいる)
  • ○ We studied the problem.(その問題を調べた)

最後の例のように、study には「〜をじっくり調べる・検討する」という意味もあります。机に向かう勉強だけの言葉ではないんです。

learn は自動詞?他動詞?「身につける」と「知る」

先に結論

learn も自動詞と他動詞の両方で使えます。他動詞なら learn English(英語を身につける)、自動詞なら learn quickly(覚えが早い)や learn from mistakes(失敗から学ぶ)の形です。

『learn は「〜を学ぶ」だから他動詞だけじゃないの?』と思いますよね。

確かに、よく使うのは他動詞の形です。ただ、learn 自動詞の用法もあって、前置詞とセットで出てくることが多いんです。

形自動詞か他動詞か例文和訳
learn +名詞他動詞I want to learn Spanish.スペイン語を身につけたい。
learn to +動詞の原形他動詞She learned to swim.彼女は泳げるようになった。
learn that +文他動詞I learned that he was sick.彼が具合が悪いと知った。
learn +副詞自動詞Children learn quickly.子どもは覚えが早い。
learn from +名詞自動詞We learn from mistakes.人は失敗から学ぶ。
learn about +名詞自動詞I learned about Japanese history.日本の歴史について学んだ。
learn of +名詞自動詞I learned of the news yesterday.昨日その知らせを知った。

learn to swim は「泳ぎ方を勉強した」ではなく、「泳げるようになった」という意味です。ここに learn らしさがよく出ています。

study と learn の違いは「過程」と「結果」

ここが大事なところです

study は「時間と努力をかけて勉強している」過程、learn は「知識や技術が身についた・知った」結果に目が向いた動詞です。自動詞か他動詞かより、まずこの違いをつかむと迷いが減ります。

どちらも日本語では「勉強する」「学ぶ」と訳せるので、区別しにくいですよね。

そこで、意味の違いと自動詞・他動詞の形を1つの表に並べてみました。

比べる点studylearn
見ているところ勉強している過程身についた結果
日本語のイメージ机に向かって勉強するできるようになる・知る
自動詞の形study hard / study for the testlearn quickly / learn from mistakes
他動詞の形study English / study the datalearn English / learn to drive
後ろに来やすいもの科目・資料・問題技術・言語・事実・to不定詞
合わない場面「泳げるようになった」「3時間机に向かった」
studyは勉強している過程、learnは身についた結果を表すことを自動詞と他動詞の例文で比べた図解

1つの文で比べると違いがはっきりする

study と learn を1つの文に入れると、差がよく分かります。

  • ○ I studied English for six years, but I didn’t learn to speak it.(6年間英語を勉強したけれど、話せるようにはならなかった)

前半は「勉強した」という過程、後半は「話せるようになる」という結果です。study と learn を入れ替えると、意味が通りにくくなります。

「習う」はどちらを使う?

ピアノや水泳を「習う」と言いたい時は、learn が自然です。技術を身につけるという結果に目が向いているからですね。

例えば、こんなやりとりです。

「What are you learning these days?」(最近何を習っているの?)

「I’m learning to play the guitar.」(ギターを習っているよ)

一方で「ピアノのレッスンを受けている」と言いたいなら、take piano lessons という言い方もよく使われます。

study が合う場面
  • 試験に向けて勉強している
  • 大学で専攻として学んでいる
  • 資料や問題をじっくり調べる
learn が合う場面
  • 技術ができるようになった
  • 経験から教訓を得た
  • 知らせや事実を知った

study about と study、learn about と learn はどう違う?

先に結論

study は他動詞で科目を直接とる形が基本なので、study history のように about なしで言うのが自然です。learn は learn French(身につける)と learn about France(について知識を得る)で意味が変わります。

『about を付けたほうが、丁寧に聞こえる気がする』という方もいるかもしれませんね。

ただ、study は「科目を勉強する」なら about を付けずに目的語を置く形がよく使われます。

言い方自然さ意味のちがい
study history自然歴史(という科目)を勉強する
study about history基本形ではない学習英文法では study history の形が基本
learn French自然フランス語を身につける
learn about France自然フランスについて知識を得る
learn French cooking自然フランス料理の作り方を身につける
learn about French cooking自然フランス料理について(歴史や特徴を)知る

learn の2つの形は、どちらも正しい英語です。違うのは「できるようになる」のか「〜について知る」のかという中身なんです。

よくある失敗

「英語について勉強する」のつもりで study about English と書くと、英語そのものを勉強しているのか、英語という言語の歴史などを調べているのか、ぼやけてしまいます。英語を勉強するなら study English が基本です。

「勉強する」を英語にする時の判定フロー

先に結論

迷ったら、「過程か結果か」「後ろに名詞を直接置くか」の2点を順番に確認すれば、study と learn、自動詞と他動詞の形が決まります。

ここまでの内容を、実際に英文を作る時の順番にしてみました。英作文の前に、頭の中で確認してみてください。

英文を作る時の3ステップ
  1. 言いたいのは「勉強している過程」か「身についた・知った結果」かを決める
  2. 過程なら study、結果なら learn を選ぶ
  3. 科目や技術を直接言うなら他動詞の形(study English / learn English)、話題や様子を足すなら前置詞や副詞をつける(study for / learn about)
言いたいこと選ぶ動詞と形例文
テスト勉強をしているstudy(自動詞)+forI’m studying for the test.
数学を勉強しているstudy(他動詞)I’m studying math.
泳げるようになったlearn(他動詞)+toI learned to swim.
失敗から学んだlearn(自動詞)+fromI learned from my mistakes.
その事故について知ったlearn(自動詞)+about / ofI learned about the accident.
英文を作る時にstudyかlearnか、自動詞か他動詞かを決める3ステップの図解

他の動詞にも同じ考え方が使える

study や learn のように両方の用法を持つ動詞は、ほかにもたくさんあります。open や change などは自動詞にも他動詞にもなる動詞でまとめています。

会話でよく迷う talk と speak の使い分けはtalk・speakは自動詞?他動詞?も参考になりますよ。

形が分かったら、あとは実際に口に出して使ってみると定着しやすくなります。「I’m studying for〜」「I learned to〜」の形で、自分のことを話す練習をしてみましょう。

オンライン英会話

覚えた動詞は、話して使うと身につく

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study・learn の知恵袋によくある相談

先に結論

知恵袋では「study と study about の違い」「learn の自動詞と他動詞の使い分け」という相談がとても多く読まれています。

ここでは、多く読まれている相談を要約して答えていきますね。

「study と study about はどう違う?」

study は自動詞と聞いたのに、なぜ about なしで名詞が来るのか、という相談です。

答えは、study には他動詞の用法もあるからです。科目を勉強するなら study English のように、他動詞として名詞を直接置く形が基本になります。

study が自動詞になるのは、study hard や study for the exam のように、目的語を置かない時です。

「異なる文化を学ぶ、は learn と learn about のどちら?」

「異なる文化を学ぶため、海外へ旅行したい」を英語にしたい、という相談です。

文化について見聞きして知りたい、という意味なら learn about が自然です。

  • ○ I want to travel abroad to learn about different cultures.

learn different cultures だと「文化を身につける」に近い響きになり、少し意図からずれることがあります。

「learn の自動詞の意味って何?」

learn は「〜を習う」だから他動詞では、という質問もよく見かけます。

learn の自動詞は、目的語を置かずに「学ぶ・覚える」を表す使い方です。learn quickly(覚えが早い)、learn from experience(経験から学ぶ)が代表的ですね。

相談のポイントをおさらい
  • study の後ろに科目が来たら他動詞
  • study hard / study for の形なら自動詞
  • learn about は「〜について知る」
  • learn +名詞は「〜を身につける」

よく聞かれる他の動詞(buy・call など)はよく聞かれる動詞まとめでも紹介しています。

よくある質問

study は自動詞と他動詞のどちらですか?

両方です。study hard のように目的語なしなら自動詞、study English のように科目を直接置くなら他動詞です。

learn は自動詞としても使えますか?

使えます。learn quickly(覚えが早い)や learn from mistakes(失敗から学ぶ)、learn about 〜(〜について知る)は自動詞の使い方です。

study about は間違いですか?

間違いと言い切れる形ではありませんが、科目を勉強するなら study English のように about を付けない形が基本です。

「ピアノを習っている」は study と learn のどちらですか?

技術を身につける話なので learn が自然です。I’m learning to play the piano. のように言います。

まとめ

この記事の要点
  • study は自動詞(study hard)と他動詞(study English)の両方で使える
  • learn も他動詞(learn English)と自動詞(learn from mistakes)の両方がある
  • study は勉強している過程、learn は身についた結果に目が向く
  • 科目を勉強するなら study +名詞、話題について知るなら learn about
  • 迷ったら「過程か結果か」「名詞を直接置くか」の順で決める
自動詞ガイド

自動詞ガイド 編集部

英語の自動詞・他動詞の違いと見分け方、間違えやすい動詞、覚え方や練習問題、日本語の自動詞・他動詞までを、例文と表でやさしく整理している学習サイトです。 公式サイト

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